仏教文学会・神奈川県立金沢文庫
共同企画講演
「兼好と『徒然草』研究の最前線」
趣旨説明
仏教文学会は2020年9月の大会で「兼好と『徒然草』研究の最前線」と題する講演会を予定していました。同時期に神奈川県立金沢文庫で開催される『徒然草』の特別展に合わせて、金沢文庫との共催で計画していました。ところが、新型コロナウイルス感染症の流行により、講演会開催を断念せざるを得ませんでした。金沢文庫の企画展も延期になりました。ただ、せっかくの企画をこのまま無かったことにすることは残念ですので、登壇をお願いしていた3人の先生にお願いして、ご講演を録画して配信することにしました。
収録は2021年3月19日(金)に神奈川県立金沢文庫地下ホールにて、講演者のみが集合し、聴衆無しで行いました。動画内容は、講師紹介と3先生のご講演となっています。
- 小川剛生先生(慶應義塾大学文学部教授)
「称名寺における兼好―詠五十首和歌・和歌詠草(仮題)の考察―」
- 湯山賢一先生(神奈川県立金沢文庫長)
「称名寺聖教にみる兼好関係文書の料紙について―金沢文庫文書料紙試論―」
- 荒木浩先生(国際日本文化研究センター教授)
「『徒然草』という時間」
それぞれ45分程度です。
このような動画を公開できることについて、ご講演をご快諾くださった先生方と、会場をご提供くださった金沢文庫にあらためて感謝します。なお、収録・編集にあたっては、株式会社文学通信さんにご協力いただきました。
2021年4月26日 仏教文学会事務局
公開期間
2021年4月27日~7月31日8月15日(約3ケ月間)
※(7月20日追記)公開期間を延長します
講演動画の視聴方法
本学会会員
郵送される案内に記載のパスワードを入力して動画公開ページへお進みください。
本学会会員以外の方
※(8月9日追記)締め切りました
申し込みの〆切は2021年7月24日8月8日(動画公開終了の1週間前)です。
講演会特設ページ
※(8月16日追記)公開終了しました
注意点
- 本動画について、無断で録画して拡散・転載したり、二次利用したりすることはお控えください。あくまで個人が視聴するためのものとお考えください。公開する配布資料についても同様です。
- 公演中で紹介された史資料についても、無断で利用することのないよう、お願いいたします。
- 動画は、本学会会員と、本ページを通して視聴申し込みをされた方にのみ、限定で公開するものです。動画の公開URLを第三者に教えないでください。
- ご関心をお持ちの非会員のお知り合いがいらっしゃる場合には、そのお知り合いに本ページのURLをお知らせください。動画を公開するページに入るためのパスワードを個人的に配布・公開することを禁止します。
- 各先生の講演内容については、その一部、もしくは、より詳しい内容が論文化されて、本学会会誌『仏教文学』第46号(2021年6月発行予定)に掲載されます。ご関心のある方は、ご覧ください。
- 本企画の一部は、国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」の書誌学的復原研究―『薄草紙口决』を中心に―(2018~2019年度 東京大学史料編纂所一般共同研究)の成果の一部です。