シンポジウム総括海野 圭介
譬喩と古今注
―為顕流・宗祇流―石神 秀美
『玉伝深秘巻』の宗教的基盤
―付、室町後期神祇書における受容―高橋 悠介
吉田神道と『古今和歌集』註釈一斑
―『古今和歌集』註釈史と中世後期・近世前期学問史の一隅をめぐって―野上 潤一
シンポジウム総括舩田 淳一
澄憲と講式
―『如意輪講式』を起点として―柴 佳世乃
貞慶の浄土信仰と仏道
―講式を中心として―楠 淳證
『神祇講式』と神楽・祭文星 優也
シンポジウム総括藏中しのぶ
『冥報記』『日本霊異記』における冥界説話の意義三田 明弘
『日本霊異記』の「地獄」説話
―十王思想・閻羅王・地蔵菩薩―山口 敦史
「他国」発見の歴史叙述
―『日本霊異記』中巻の冥界描写と法身―渡部 亮一
慈円『略秘贈答和謌百首』考
―「四重秘釋」を中心に―石川 一
開山縁起から修験道儀礼へ
―『戸隠山顯光寺流記』を中心に―鈴木 正崇
法然上人伝法絵和歌考
―善導寺本にみられる同体信仰を手がかりに―平間 尚子
近世後期、京都における勧化本の編纂と板木の流れ膽吹 覚