シンポジウム総括小助川元太
古代寺院における「伝」と「肖像」の制作活動
―大安寺の三つの碑―藏中しのぶ
玄昉僧正の実像・伝承とその肖像佐伯 俊源
鑑真和上像再考井上 一稔
英彦山中興法蓮上人の肖像について淺湫 毅
総括鈴木 堅弘
尾張藩御用絵師・喜田華堂による「妙應寺縁起」とその後の展開
―絵伝・宿場・稲荷講―鈴木 堅弘
法然伝の近代佐谷眞木人
明治期の親鸞絵伝
―『高祖見真大師御旧跡要図』を中心に―堤 邦彦
『観音冥応集』淡路島千光寺の縁起をめぐって
―明石海峡を渡る猪の話―木下 資一
『法華経』の語句の享受と聖地の形成石黒吉次郎
叡山文庫真如蔵『櫛口伝事』について辻 晶子
石清水別当宗清が聞いた話
―『石清水八幡宮并極楽寺縁起之事』と伝承話―生井真理子
森鷗外「寒山拾得縁起」論岩谷 泰之