『仏教文学』第42号
(平成29年4月)

平成二十七年度例会シンポジウム
「寺院資料調査から拓く文学研究」

趣旨説明門屋  温

寺院資料調査と文学研究渡辺 匡一

寺院聖教目録の再構築と活用方策―いわき宝聚院聖教を基盤として―原  克昭

地方寺院における漢籍の受容をめぐって門屋  温

寺院における初学をめぐって―良住堅東の例をもとに―目黒 将史

明治期地方寺院における説草集の編纂をめぐって河内 聡子

平成二十八年度例会シンポジウム
「『束草集』から見る僧侶の学問と文芸」

シンポジウムを終えて牧野 淳司

『束草集』の引用典籍から見た僧侶の基礎知識山本匠一郎

『束草集』に見る根来寺の追善儀礼小林 崇仁

『束草集』の「小亭記」をめぐって髙橋 秀城

平成二十八年度例会シンポジウム
「近世における縁起・僧伝の集成と展開」

趣旨概略内田 澪子

近世大和国地誌史における『和州寺社記』の位置森田 貴之

『和州寺社記』の「名所」への意識―一つ書き記事より―柴田 芳成

『伽藍開基記』の可能性山崎  淳

『伽藍開基記』における石手寺の記述について―元禄二年の仁王像修復記録より―原田 寛子

平成二十八年度大会講演

寺院経蔵の聖教類と文学作品をつなぐ言葉と文体山本 真吾

台密と天台本覚思想大久保良峻

論文

大行寺信暁『山海里』の書誌学的研究―近世後期京都における真宗末寺の出版―膽吹  覚

近代日本における『百喩経』受容―岡本かの子と「百喩経」―野田 直恵

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