中世往生伝をめぐる諸問題―『高野山往生伝』の編者如寂を中心に―田 嶋 一 夫
中世末期公家社会における寺社参詣―山科言継を中心に―伊 藤 慎 吾
洛中における袋中の活動と民衆―異相智光曼荼羅を中心に―日 沖 敦 子
黄表紙『初登山手習方帖』にみられる天神像の世俗化腮 尾 尚 子
コメント 中世参詣の視点から大 橋 直 義
近世文学の視点から―シンポジウムを終えて―和 田 恭 幸
シンポジウム総括藤 巻 和 宏
『源氏物語』と仏教―古注釈それぞれの特色と史的展開―三 角 洋 一
『平家物語』と仏教とを巡る近代的認識 ―明治後期における文学史的言説を基軸として―源 健一郎
『方丈記』終章の沈黙の意味について芝波田 好弘
長生院小栗堂における縁起制作と地域的展開粂 汐 里
経典受容から詩歌の表現へ(2) ―平安中期における『法華経』信解品題の詩歌―一 色 知 枝
『法華験記』と『法華伝記』の関連性―巻末偈頌をめぐって―市 岡 聡
「仏教文学会」寸感関 口 忠 男