『仏教文学』第35号
(平成23年3月)

『諸神本懐集』を中心に見る<存覚>の神祇観と祖師という表象について吉田 唯

『方丈記』の「不請阿弥陀仏」について芝波田 好弘

『発心集』の管絃往生思想 -『妙音講式』と『音楽講式』を中心に-金子 良子

『沙石集』における譬喩経典受容の在り方加美 甲多

花園院御詠の「禅」的解釈 -『風雅和歌集』「釈教」部所載歌より-千坂 英俊

源翁伝の展開と殺生石説話 -『玉藻の草子』の殺生石説話をめぐって-高島 一美

『盲安杖』と鈴木正三 -諸本の成立と石門心学との関係の再検討-三浦 雅彦

『多武峰如意輪観音霊像記』について -現存する観音像との関連において-高橋美香

俗説から縁起へ -雀宮神社縁起を例として-鬼頭尚義

2010年度6月大会講演

天台浄土教建築と天台本覚思想 -宇治・平等院鳳凰堂から平泉・無量光院へ-菅野 成寛

東アジアの法会文芸 -願文を中心に小峯和明

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